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 1990年、マーカスとジーナのクリック夫妻がブリーディングし所有するシャルトリューGC Katoklix Devinが、シャルトリュー種としては地域初のリジョナルウィナー(RW)となりました。(USAは7つの地域に分けられています。日本はリジョン8に属しています。それぞれのリジョンにおいてそのリジョンに属する猫の中で、成猫の部で年間25位までが、また子猫の部〈4ヶ月?8ヶ月〉で20位までが、リジョナルウイナーの称号を得られます。また、最高位であるナショナルウィナー:NWは、CFAに属する全ての猫の中で成猫で25位以内、子猫で20位以内に与えられます。ちなみにCFAがUSAで発祥した団体であり、それが世界に広がって行ったため、ナショナルという意味は、本来であれば、国を意味し、発足当初からの称号がそのまま使われているので少し勘違いしやすいですね。他の組織の場合は、ナショナル、リジョナル、ワールドもしくはインターナショナルという使い方が一般的だと思いますが。いつかワールドウィナー:WWにかわる時が来るのでしょうか? 西田談)
 そして、次のシーズンでDevinは、CFAのナショナルの17匹めのベスト キャットとして、シャルトリュー種としては初のナショナルウィナーとなりました。今シーズンは、またNWに輝く猫が現れるように思えます。1997-98年のショーシーズンの終わりまでに、リジョナルウイナーを勝ち取ったシャルトリューは17匹、そのうち10匹がオス、7匹がメスでした。
 1994年、シャルトリューの子猫の部で、リジョナルウィナーを勝ち取ったのは、Christine Fuge と Mary Jane Samsがブリーディングし C. Fuge、Mary Jane Samsス、D.& J. Williamsが所有するGC RW Clervaux Jete of Sinayeでした。このときのJeteの高いスコアは今だに破られていません。それからリジョナルウィナー:RWを勝ち取ったシャルトリュー種の子猫は他に6匹います。計オス2匹、メス5匹がリジョナルウィナーに輝いたのです。
 プレミアシップの部では、1992年にリジョナルウィナーに輝いたのが、ペニー・ライスがブリーディングし リサ・タナーが所有するGP RW Belleisle Esteeユでした。これまでにプレミアーシップでリジョナルウィナーなったシャルトリューは、計12匹。メス5匹、オス7匹でした。
 シャルトリューは、堂々10匹ものディスティングイッシュト・メリット:DM (雌は自分の子が5頭以上のGCになった場合、雄は、15頭以上がGCになった場合、DMの称号が与えられる)をを輩出しています。メス8匹、オス2匹です。この種として初のDMは、1994年、シャーリー・ローゼンバーグ所有のSheba Shariffe DMでした。オスでは、1994年、コロラド州フリスコのペニー・ライスのブリーディングおよび所有のGC GP Belleisleユs Cashmere Critter DMです。
 CFAで成功を収め、次々と登場してはナショナルやリジョナルで活躍する新たな勝者たちに、我々は、何百年も変わらない血統を思いおこします。北アメリカ・諸外国において、献身的なブリーダーたちのたゆまぬ努力があり、それがシャルトリューの純血を守ってきたのだと思います。彼らの日々の努力に我々は心から敬意を表します。

文章/Debra Rexelle /1999年7月
注釈/Tamaki Nishida


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